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英語で「思う」を意味する動詞5つの使い分け方

ネイティブに伝わる英語、伝わらない英語16

日本語では一口に「~と思う」という表現でも英語では様々な動詞があります。
日本語の「思う」に含まれる意味を持つ動詞を今回は5つご紹介します。細かな違いに注意して使い分けましょう。 5つの違いは何がベースになって「思う」のかという点です。

1.think:意見・根拠が基になって「思う」

「しっかりした意見や根拠のある理論を持つことで、問題を解決したり決断したりするために考える」という意味です。

  • I think that’s a good idea to improve this situation.
  • (この状況を改善するには、それはいい考えだと思う。)

  • I think I was lucky because I had a lot of time to think about my profession.
  • (自分の職業について考える時間がたっぷりあったので、ラッキーだったと思う。)

2.believe:直感が基になって「思う」

基本となる意味は「信じる」ですが、そこから派生して「直感的に思う・信条として持つ」という意味です。“think”のような論理的思考ではないのが特徴です。

  • He strongly believes that he is right.
  • (彼は自分が絶対正しいと思っている。)

3.find:体験が基になって「思う」

基本のイメージは、物やある事実を「見つける」です。見つけるには自らが体験したり行動したりしなければいけないので、そこから派生して「なにかを体験して感じとること」という意味です。

  • I find the movie very entertaining.
  • (その映画はとても面白いと思う。)

4.suppose:確固たる確証はないが「思う」

基本となるイメージは「~ではないかと推定する、想像する」です。自分の意見にあまり自信がないときに「たぶんそうだろう」と表現するときに使います。“think”よりも確信度合いは低く、普段日本語で言う「思う」に近いです。

  • I suppose that she is going out now.
  • (彼女は今、外に出ているのだと思う。)

5.assume:確固たる証拠がないが本当だと決めつけて「思う」

基本となる意味は「当然のことと思い込む、決めてかかる」です。確証がないのは“suppose”と同じですが、“assume”を使う時には強い自信が必要です。しかし、“assume”したことが本当でなかったときには“but”や“however”で打ち消します。

  • I had assumed that the suspect was guilty, but he was innocent.
  • (私はその容疑者を有罪だと思っていたが、無実だった。)

●例題●

それでは以下の例文には5つの内、どれがあてはまるでしょうか?

thinkbelievefindsupposeassume

  • Every time I read this novel, I         it very interesting.
  • (この小説は読むたびに、とてもおもしろいと思う。)

正解は、findです。

この場合、小説を何回も読んだことがあるので、その経験が基になって「思う」となります。

自身の経験に基づいて確証や証拠が存在しているので“suppose”や“assume”ではありませんし、直感ではないので“believe”でもありません。問題解決や決断が伴っていないので“think”でもありません。

「意見や根拠」、「直感」、「体験」、のどれが伝えたいことの根本にあるのかを考え、確証や証拠の有無や強さを意識するようになると会話をするときにも瞬時に使い分けられるようになりますよ。こんな時はどれかな?と思い出して練習してみてください。

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