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“think of”と“think about”の違いは前置詞のイメージで覚えよう

ネイティブに伝わる英語、伝わらない英語17

“think of”と“think about”では意味が違っているのをご存じですか?
今回は使い分けに注意が必要な“think of”と“think about”についてご紹介します。

“think of ・・・”の場合

「・・・」の部分が物であれば「~について可能性や良し悪しを考える」という意味になり、人の場合は「~について思いをはせる、思い出す、脳裏に浮かぶ」という意味合いで使います。

これは前置詞のofに「所属・所有」のイメージがあり、aboutよりも直接的なニュアンスになるためです。

  • What do you think of this sales slogan?
  • (このキャッチコピーをどう思いますか?)

  • I sometimes think of my grandfather, whom I haven’t seen for a long time.
  • (私は時々、長い間会っていない祖父のことを考える。)

なお、「think of +人」の使い方を間違えると違和感を持たれてしまうことがあるので注意が必要です。

ネイティブによると“think of”を使えるのは何かしらの関係がある人の間でだけで、あまり知らない、親しくない間柄では『変な感じがする。気持ち悪い…』と感じるそうです。

家族や恋人、近しい友人に「心配していることを伝える時」などは“I’m thinking of you.”と使って問題ないでしょう。

“think about ・・・”の場合

「~について積極的に集中して考える、慎重に考慮する」という意味合いです。“think of”がその物や人だけのことを考えるのに対して、“think about”はその物や人だけでなく、他との関係性や影響についても考えています。

これは前置詞のaboutに「関連・周辺」といったイメージがあるためです。

  • I’m thinking about the meeting I will attend next Monday.
  • (私は来週の月曜に参加する会議について考えているところです。)

  • I thought about the applicants and finally decided yesterday to employ one of them.
  • (私は応募者について考え、最後にその中の一人を採用することを決めた。)

●ポイント●

前置詞の持つイメージの違いによってニュアンスの違いが生まれます。

“think of ・・・”はそのもの単体について、“think about ・・・”であれば、その周辺との関連についても考えていると覚えるといいでしょう。

では、次の英文を完成させるには、“of”と“about”のどちらを入れたら良いでしょうか?

(製品を目の前にパッと出して見せられ)

  • What did you think       our new product design? 
  • (我が社の新製品のデザインをどう思われますか?)

答えはofです。

新製品のデザインについて「可能性や良し悪しを考える」というニュアンスなので“of”を使います。

また、会議などでしっかり考えて意見を述べてほしい場合には“think about”を使って聞くこともできます。会話の中でどこまで話したいか、聞きたいかを考えながら使い分けてみましょう。

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