現役通訳者の壁の乗り越え方
通訳者でも壁はあるの?
英語学習に取り組んでいると“壁”を感じることがあなたにもあると思います。
そこで、今プロとして活躍している通訳者の方達に英語学習における“壁”について質問してみました。
もちろん私も通訳者を職業としていますが、複数人の方から話を聞くことでより参考になると考えました。
質問したことは、、、
「どんな時に壁を感じて、どのようにその壁を乗り越えたのか?」
です。
まずお一人目です。
英語の勉強はマラソンでこつこつと持久力で続けていくしかないものだと思っています。
いつの間にか気付いたらそこそこの実力がついていた、というものではないかと思います。
したがっていつも“壁”は感じているし、低い壁はいつの間にか乗り越えているし、その先にはまたもっと高い壁が待ち構えている、ということの繰り返しです。
続いてお二人目です。
新しく覚えようとしている英単語があまりにも難しくて、正確に発音することさえ難しい時。
基本に立ち返って、その単語やフレーズを暗記し、スムーズに口から出てくるようになるまでさまざまな文脈の中で繰り返し発音します。
最後に三人目の方です。
せめてこれ位はできるようになりたい!というレベルになかなか達することができない時に壁を感じます。
ひたすら努力で壁を乗り越えるしかないと思います。
また、先輩方の話に耳を傾けたり、本を読んだりした時に、、、ふときっかけが耳(目)に飛び込んでくるように感じたことがあります。
壁を越えたと思う時は、今まで出来ずに苦しんでいたことが、さほど苦労せずに自然にできるようになっていると感じた時です。
さて、3名の“壁”の乗り越え方をご紹介しましたがいかがでしょうか?
英語に限らず、私達は仕事でも人間関係でもいつも壁にぶつかっています。
しかし、その壁を乗り越えられるかは私達自身にかかっています。よく「乗り越えられない壁はない」と言いますが、これは本当だと思います。
私も今でこそ官公庁や大手企業にて通訳をしていますが、そこまでの道のりは決して思い通りに進んだわけではありませんでした。先ほど紹介したような壁を私も味わってきたのです。
でも、英語を上手く話したい通訳者として社会の役に立ちたいという強い気持ちがあり、今のレベルまで上達できたのだと思います。
あなたも英語を学ぶ目的があると思います。その目的を忘れずに、「絶対に実現できる」という強い気持ちを持って、引き続きシャドースピーキングの記事をお読みください。あなたの英語力アップのお手伝いができると確信しています。
次回からは、まだお伝えしていない「英語の効果的な学習法」を数回に渡ってお教えしていきますね!