シャドースピーキング【公式】

~同時通訳者も使っている4ステップですぐに話せる英会話~

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日本とアメリカの「面白い」の差

シャープで苦くて切れるような表現

前回は「コミュニケーションの取り方」についてご紹介させていただきました。

シャドースピーキング-84そして「英語でのコミュニケーションに、ある程度のジョークは必要不可欠」ということもお話しましたよね。やはり会話は「面白い」ものがウケますし、コミュニケーションも円滑に進みます。

ところが、日本での「面白い」とアメリカの「面白い」には少しだけ温度差があるのです。

例えば日本の「面白い人」は、ひょうきんなことをする人だったり、アクションや声が大きかったり…

一概にそうとも言えないかもしれませんが、割と「力で押して面白い」という印象がありますよね。

一方、アメリカで「面白い人」というと「面白いことを言える人」を指すことが多いのです。

声の大きさやアクションなどの物理的な面白さではなく発言内容が問われます。そのため物静かな性格の人でも「あの人、面白いよね(笑)」と思ってもらえたりします。

また「面白い人」と一口に言っても、それを表現する英単語はものすごく沢山あります。

funny, interesting, silly, witty, sharp, smart, hilarious, clever, playful, comic, humorous等々…

これらは全て異なる性質を持っています。どのような「面白い人」と表現されたいか考えてみるのも面白いかもしれませんね♪

そして面白いことを言える人の「面白いこと」にはアメリカンジョークも含まれます。例えば、

英文 Father:When Lincoln was your age, he was studying books by the light of the fireplace.
日本語訳 父親:リンカーンが君の年だったとき、彼は暖炉の火で勉強していたそうだよ。

この父親の発言に対しての息子の発言。

英文 His son:When Lincoln was your age, he was President.
日本語訳 息子:リンカーンがお父さんの年だったとき、彼は大統領だったよね。

これがアメリカンジョークです。日本語に直すとなんとなく嫌味っぽく聞こえてしまいますよね(笑)

ですがこういった上手な切り返しがアメリカンジョークのひとつなのです。

“Sarcasm(サーカズム)”といって、「シャープで苦くて切れるような表現」という意味になります。

面白いこと=上手な切り返し。

日本のお笑いでいうところの「ツッコミ」と言えるかもしれません。それも力で押すのではなく、知的に返すツッコミがアメリカではウケるようです♪

次回はこの“Sarcasm”について、もう少しだけ掘り下げてみたいと思います^^

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