早口英語を理解するには?
発音の「規則性」を理解すること
今回は、前回に引き続き「リスニングを上達させるコツ」についてお話ししていきます。
前回お伝えした『英語を聞きとる「耳づくり」』の次のステップとして、自分の中にある語彙と耳から聞こえてくる情報を一致させるという作業になります。
そこで、アメリカ人特有の「早口英語」を理解するためにおすすめの書籍をご紹介します。
「Whaddaya Say? (2nd Edition)」 /Nina Weinstein(著)
この書籍では、ネイティブの発音の「規則性」が分かり易く解説されています。
例 | 英文 | What do you say? |
発音 | わっとどぅーゆーせい? |
をネイティブは、
英文 | Whaddaya say? |
発音 | わだやせぃ? |
と発音しているなどです。
日本語でも「お疲れ様です」を「おっつぅ」とか「おざぁす!」という感じで使うときがありますよね?あれに似ている早口化です。
他にも“going to”は「ごーいんぐとぅー」ではなく“gonna”「がな」と聞こえたり、発音されたりしています。
日本人が英語を聞き取れない理由の一つがこれらネイティブ特有の発音にあります。その発音の専門書とも呼べる書籍ですので持っていて絶対に損はありませんし、必ず英語力の向上にも役立ちますよ(^^)
ぜひ参考にしてみてくださいね!