シャドースピーキング【公式】

~同時通訳者も使っている4ステップですぐに話せる英会話~

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“Let’s join us!”・・・えっ!違います?!(汗)

ネイティブに伝わる英語、伝わらない英語3

英語で「~しましょう」と提案する時に日本人がよく使う定番フレーズが“Let’s …”です。どこかへ出発する時は“Let’s go.”、ご飯を食べる時には“Let’s eat.”

簡単でどんな状況にも使いやすいのでとても便利です。ただし使い方を間違えると大変なことになりますよ。

次の中で“Let’s”を誤って使った例文はどれか分かりますか?

  • 1)Let’s postpone the matter.
  • (その件は延期しましょう。)

  • 2)Let’s not waste time discussing things we can’t change.
  • (変えようのないものについて議論をして、時間を無駄にしないようにしましょう。)

  • 3)Let’s join us for dinner after work.
  • (仕事終わりに夕食に行くので一緒に行きましょう。)

  • 4)Let’s communication with Shanghai branch by phone every week.
  • (上海支店と毎週電話で連絡を取りましょう。)


正解は3)と4)の使い方が間違っています。
正しくは以下になります。

3)(誤)Let’s join us for dinner after work.
→(正)Come join us for dinner after work. / Please join us for dinner after work.

4)(誤)Let’s communication with Shanghai branch by phone every week.
→(正)Let’s communicate with Shanghai branch by phone every week.

●ポイント●

それでは、詳しい解説を見ていきましょう。

例文3)では“Let’s””join us”が一緒に使われているところに原因があります。

“Let’s”とは“Let us”の省略形であることをまず思い出しましょう。使役動詞のLetとは「Let +(人)+動詞の原形」で、「(人)が~する」とを許可する/ (人)に~させる」という意味です。

例えば以下のように使います。

  • Steven’s mom lets him stay up late on the weekends.
  • (スティーブンの母親は、彼が週末に夜更かしすることを許可する。)
     ※ここでは主語が三人称のため、letに三人称単数のsを付けます。

その点を踏まえて例文3)を見直すと、
“Let’s join us for dinner after work.”=“Let us join us for dinner after work.”
となり、「私達が仕事終わりに夕食に行くので私達も一緒に行きましょう」と、私達(話者)が私達(話者)自身へ“join us”と提案している何とも不自然な文章になっていたのです。

自分達のグループへの参加を呼び掛ける時は、“Please join us”“Come join us”を使うのが一般的です。「他のグループに参加しようよ」と自分のグループのメンバーに提案する時であれば、“Let’s join them.”(彼らに参加しましょう)と言います。

“Let’s”を使うと話者が話者を含めた全員で「~しましょう」と言っている点に注意が必要です。それを理解すると、次の文も聞き手に話者の意図が伝わっていないことに気付くはずです。

  • 先生:Let’s talk with your parents on this matter at home. We can talk about this again at school on Monday.
  • (ご両親と家でこのことについて話し合ってみましょう。先生とはまた月曜日に学校で話し合いましょう。)

  • 生徒:???

先生は、生徒が両親と家で話をするようにと提案をしているのですが、“Let’s”を使うと“Let us”、つまり先生もその話し合いにあたかも参加するように聞こえてしまっています。

このように、日本語の「~しましょう」だからといって何でも“Let’s”にすると誤解が生じることもあるので気を付けたいですね。

この場合は、“Why don’t you talk with your parents on this matter at home?” や、“How about talking with your parents on this matter at home?”というように「Why + don’t +主語+動詞の原形」や「How about +名詞/動名詞」を使うと良いですね!

“Let’s”は「Let + us +動詞の原形」で使う

例文4)の場合も使役動詞の用法を理解しておけばミスをすることはありません。

“Let’s”は「Let + us +動詞の原形」で使います。そのため名詞の“communication”ではなく、動詞の“communicate”を用いるのが正解です。

これは誤ったLet’s の使い方によくみられるもので、“Let’s Internet.”(インターネットをしましょう)や、“Let’s Japan trip.”(日本を旅しましょう)などの文法的におかしい表現やキャッチコピーは世の中にあふれています。正しくは“Let’s use the Internet.”や“Let’s travel Japan.”など、必ず動詞の原形が後にくることを覚えておきましょう。

“Let’s”はとても万能でネイティブにもよく使われる表現です。今回説明したことに注意しながら状況に応じて適切に使えるようになりましょう!

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