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英語には敬語がない?!“could”と“would”を使った丁寧な表現

ネイティブに伝わる英語、伝わらない英語14

「英語に敬語はない」と思われがちですが、それは誤解です。

では、英語でも日本語のような感覚で丁寧にお願いや依頼をするには何と言ったら良いのでしょうか?

例えば、「フォームを今日中に提出してほしい」ということを伝えたい場合、

  • “I want you to submit the form today.”

とするのはとても直接的で、丁寧な英語とは言えません。

では、この文を丁寧に伝えるには以下のどれが適当でしょうか?

  • 1)Could you submit the form today?
  • 2)Would you submit the form today?
  • 3)Can you submit the form today?
  • 4)Will you submit the form today?

正解は・・・1)~4)全てです。

●ポイント●

例文1)2)「今日中にフォームを提出していただけますか?」という意味です。
例文3)は、「今日中にフォームを提出してくれますか?(することができますか?)」
例文4)は、「今日中にフォームを提出してくれますか?(する意志がありますか?)」という意味になります。

丁寧度は、1)>2)>3)>4)の順番です。

“Could you”と“Would you”の二つは日本語だと同じように訳されてしまいますが、正確にはニュアンスが少し異なってきます。

    “Could you ・・・?”

  • can:可能かどうか聞く
  • 相手に断るという選択肢を持たせる
                
    “Would you ・・・?”

  • will:意志や気持ちがあるかどうか聞く
  • 相手の断る選択肢を狭める

また、「時間的な距離(過去形、この場合“could”と“would”)」を置くことで、「~だったらなぁ」という仮定法になります。例文1)でいうと「今日中にフォームを提出してもらえたらいいんだけど…」というような仮定法の表現が丁寧さを強めているということになります。

そのため“Can”や“Will”よりも、それぞれを過去形にした“Could”や“Would”のほうがより丁寧な表現になると覚えておきましょう。違いを理解してニュアンスがしっかり伝わるような表現にしてくださいね。

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